2010/06/01

森の中に木を隠す広告と本文の関係

こういうキーワードの入っていないタイトルは無駄過ぎて嫌になるけれど、最近面白い人間に出会ったから酔っているけれど真面目に書く。広告とか導線の話。難しいけれど基本かつ大変簡単な事。何故難しいかは本質に気付いていないから。本質とは儲けとかクリックでは無く導線。

どうしたら、訪問者に満足して貰えるだろうか?<これが基本

 

SEOを知る者のブログに広告が必要な理由とは?

SEOを知る、に限らないけれど多くのブロガーが過ちを犯している。神の領域になるシステムとかそれ以前の問題。レイアウト、デザイン、これらが導線に大きく関わる。

SEOと言えばテキスト。文字を多く書きタイトルにキーワードを突っ込みテキストと言えば関連性を幅広く持った文章。最低1000文字とか2000文字、ひどいやつになると4000は書けとかいう。原稿用紙何枚と思っとるんだ阿呆。そんな暇有るか。

閑話休題

SEOってのはテキストメインだからレイアウト(導線)やデザインに気が回らない。そういうのは後。それで結構。しかしLPOの先、戻るけれど導線を考えるとSEM、SEO、LPO、SMO、色々な略語有れど重要視されない。導線。英語で短縮すると何と言うのかは知らないけれど。

有名なブログからスクリーンショットを拝借。

seo-suzuki-kenichi-com-pic

海外SEO、suzuki kenichi氏のブログだけれど、何の変哲も無い今撮って来たそのまんまの状態。いつも見ている画面で賢威によりシンプルかつコンテンツメインに表示される。右に広告が有るけれどリンク先は画像を見れば判るし、収益は私らには関係無い。

話を戻すと導線。これをテキストのみに勝手に改ざんしてみる。失礼。

seo-suzuki-kenichi-com-text

毎日訪問している人間でも解るだろう。どこに目を移せば良いか、上の広告入りと比較し明らかに劣る。導線がなっていない。離脱も増えよう。後者、改ざんしたような状態のテキストまみれSEOブログが多い事。毎日アクセスするなら右は見ない。しかし初めて来たならどこから読むか探すだろう。ここでクリックされず視界にも入らない広告が重要。

もちろん右の広告を見て、かつクリックする事も有るだろうけれど、テキストまみれの後者には何の理屈も無い。ただただ読者の事を考えず自己満足で並べたテキストとリンク群に過ぎない。どう考えても広告画像の有る前者が優れる。

これが広告の価値。クリックされなくても良いし、されるならされても良く、成約するならもちろん良い。邪魔にならないどころか導線用に縁石になっている。

 

森の中に木を隠す、アフィリエイトリンクとは?

未完成な上に説明出来る画像が無い為、テキストのみで解説すると

『 画 像 広 告 』

本文

本文

  • 関連リンク1
  • 関連リンク2
  • 関連リンク3

『 広 告 画 像 』

こうなっていた時に、本文に引き寄せられた人間は広告画像をクリックするだろうか?

すると思う。但しCTR(クリック率)は相当低い。1%は切ろうて。なぜなら求められていない、かつ広告と丸分かりだからWebリテラシ(知識)の高い人間は避ける習性が有る。好意的に広告をクリックし、あわよくば成約まで行くかも知れないけれど数が取れない。

この場合、関連リンクのテキストリンクが全てアフィリエイト。

関連性有る広告を避けつつ、テキストからアクセスする。間にアフィリタグが有ることを知る者は100人中何人いるだろうか。そこまで気にする人間は100人中何人いるか。広告は警戒されどテキストリンクは無警戒。漠然と関連リンクという名称なら尚更。勧めていないし関連しているからという名目で張られているから特に考えない。

私のアフィリエイトはこういう邪道が主。

楽天のクリック万歳は面白いし、情報商材(教材)の直球ストレートも他人がやるなら知った事では無いけれど、考えて広告を貼っている人間を少しくらい見習ってはいかがだろう。SEOを考えている人間は収益が目的なのだから、導線に関しては誰よりも厳しく研究しまくっている。

なぜか?

せっかく1位で月3万人流し込めても直帰80%のコンバージョン0.1%ではやってられんだろう。SEOに自信有り実績を出せるからこそ、捕まえた顧客は逃がさない。デザインセンスやプログラミングの知識は専門では無いけれど、収益に関しては絵描きやコンピュータオタクよりは遙かに優れる。

 

アフィリエイトは営業の平社員

勤め人と決定的に違う事はノルマが無い。

アフィリエイト会社(ASP)は不動産業者で、EC関連企業という定義の大家が商材(物件)を出す。ASPは親方だから自ら動かない。動くのは私ら営業(アフィエイタ)で、やれば貰えるけれどやらなければ貰えない。ASPは数千や数万有る1アフィリエイタの事なぞ気にもしない。稼ぐなら別だけれど。

アフィリエイターってのはクライアント(企業)の依頼を受けた親方(ASP)の使い捨て営業員で有って、ノルマは無いけれど伸びる奴は親方に気に入られる。気に入られたアフィリエイターは親方に意見を出せる。時には立場が完全に逆転さえする。

  • ASPに気に入られたい
  • 企業に優遇されたい
  • 自分が大もうけしたい

目的はそこじゃない。優秀な営業員になる為に、いかに導線を考えて顧客(訪問者)を逃がさず連れて行くか。そこには捨てる広告が有り裏道が有っても良かろう。駄目なら親方から喝が入るし、親方が駄目だと思えば寝返れば良い。バリューコマースが嫌ならA8に、逆もまた然り。

話が飛んだけれど、収益を確保する基盤としてSEOが有り基本だからこそ覚えて当然。良く有る勘違いは

大規模サイトでコンテンツが良ければSEO要らないよね

そういう人間はGIGAZINEが大失敗している事に気付かない。

改善の余地大有りで、大規模になればなるほど効果は掛け算。月間PV1万のサイトで1.2万になるなら、GIGAZINEクラスになれば1000万が1200万になる。収益が現状1000万なら1200万に。そういう所こそSEOが必要。一人の人間が数日口を出せば数百万の増収。こんな商売は犯罪以外に無いだろう。

これら全て内部SEOの一部でございます。

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