子どもに聞かれ即興で答えながら飯を食う。
うちの長女(7歳)と初めて二人だけの夕食時。
彼女は言う。
- いっぱい遊んでいっぱい勉強する
- しかし勉強は半分で遊びも半分
- なぜパパは毎日パソコンをしているのか
なるほど面白い。約15分の会話より。読みやすいよう大人向けに問答風な書き方に変更しているけれど、内容は長女との会話そのまんま。
Q.なぜテストで100点を取らなければならないか?
A.テストの100点はゲームの点数であり100円の価値が有ると考えよう
パパは(おかしな会社に勤めているから)毎月24万点。君は1回のテストで100点満点が取れる。パパは100点を2400回取っているんだ。パパは凄いだろう。君はもっと大きい点数を取れるはずだ。なぜならパパとママの子どもだから。 ※生活費は雇われの収入しか入れていない
Q.なぜ勉強をしなければならないのか?
A.本当の勉強は君が学校を出た後。今は練習だ
Wiiをやっていると初めてやるゲームは練習が自動で入る。フリスビーの投げ方やラケットの打ち方を文字と動作で教えてくれる。それが学校の意味で有り、本当の勉強は練習が終わった後。 ※社会に出てからが本当の勉強
Q.なぜパパは毎日パソコンをしているのか?
A.小学校で勉強をしなかったから、今やっている
パソコン=ミッキーマウスとの遊び と考えており、それはそれで良いけれど。パソコンは遊べるし情報を得られるし通信手段にもなり発信も出来る。などとは言わないけれど、ブログを書く事が私にとってどれほど勉強になっているかを真剣に伝えた。君が毎日学校でやっている事をパパは仕事が終わり家に帰ってやっている。私が小学校で勉強の練習をしなかったから今やっている。パパが君の友達よりスーパーマリオが上手いのは今勉強しているからだ。 ※まだ小学生には負けん
Q.勉強はした方が良いのか?
A.それは自分で決めろ。やりたく無ければやるな
小学校2年生てのは遊びたい時期で という言い訳は置いておき、自分がやっていなかった事を他人に言えるわけが無い。仕事も子育ても同様。ばれると嫁に殺され兼ねないけれど、手前がやらなかった事を他人(ひとりの人間)にやれとは言えない。親としてどうかは有るけれど、彼女と私は対等だから理不尽は許されない。「やるな」と言えばやるだろうという確信も有るけれど。 ※但しママは勉強する子が好きだと付け加えた
Q.パパは100点を沢山取っていたのか?
A.1200万点を取って本(雑誌)に出た事もあるぞ
ゲームのハイスコアで月間ランキングというやつが有り何度か載った。馬鹿な考え方と思われるだろうけれど、今考えると学校のテストもゲームのようなもんで、Tilt(カンニングなど)をしなければどのような勉強方法をしても構わないし、面白いと思えば裏技を発見すると更に面白い。
金に執着していない「ように見せる」事
テストの点数、預金額や資産、収益や月給などを全部ゲームのスコアにしか思わない。テストの点数も同様、100点なら100円。100円は100点。多くの親はこの考え方を否定するだろうけれど、金に執着し過ぎると、顧客から貰った評価を全て金に置き換えてしまい本質が何か解らなくなる。だから私は円を点に換えており、頭の中は点数制度。
7歳にも関わらず、たった45分で100円を得る事は素晴らしい。但し80点は80円では無く50円。60点は10円。世の中には偏差値やレートというものが有るから、50点は2円など。
もちろん100点を取ったからと100円は出ない。練習で金が貰えるわけが無いから。
練習で常に100点を取り続ける事は出来ないけれど、勉強で70点であっても感情や信頼で30点以上が上乗せされる事が有る。そういう大人になれば良いと思うけれど、ならなくても良い。
勉強という本番では、与えられたテスト用紙では無い、自分で創った満点制限の無い無数のテストがアホのようにあるのだから、20点を1億個取るという裏技も有るし、他人に信頼されて点数を分けて貰うってのも大有りで、全く面識の無い人間から点数を分けて貰える事も有る。
今は練習だから、テストで100点を取るとパパは嬉しい。