2010/02/03

戦略家は発想家

起業とか個人事業とか、法人だの気軽に馬鹿を言う者多し。

私は平社員。37になるけれど、雇われる事に慣れておらずというか、本格的に社員として「雇われ」になったのは4年前。それまで色々有ったけれどまたいずれ。

清音さんがフタを開けるような事を書いていた件。

  • リソースがまったく同じことなんてありえない
  • 戦略はカスタマイズされてなきゃいけない
  • 戦略を100%真似ることはできない

戦略とは?

うんざりする程聞く言葉のひとつ「戦略

施策、対策、打ち出し、えびでんす、何でも良い。戦略会議程くだらないもんは無い。サラリーマンやってて本当にそう思う。なぜなら私が従業員9人の法人経営に関わっているから。

言うは易し行うは清し

戦略会議、経営会議、商品や制作やマーケティングの戦略会議も同様、戦略の意味(本質)を知らず使われているだけで『お前、それ戦略じゃねえぞ』という勘違いが多く有り。

私らの戦略をパクろうとしている自称SEO屋も居たけれど続くわけがない。

本質を見た発想による1つの脳による戦略

戦略とは方針で有り発想。

発想は一人から生まれるけれど塗り固められて別物になる事さえあり、それを良しとしなければ進まない。お前ひとりが正しいとかそういう感覚では1人分の力しか無いという事。

清音さんの描いた戦略とは、パクれない。

なぜパクれないかはリソースが違い100%同じ事は有りえず。

戦略とは複数の人間によってカスタマイズ(この言葉は大好きだ)されていなければ、簡単にパクられてしまう程度。それが発明家などという例とされており、結果として戦略を100%真似る事は出来ないと有る。その通り。

コピーはオリジナルを超える事無し

隠し事ばかりでは何も見えず解りにくいから実例。

SEO薬箱の藤井君は、今でこそECストラテジスト(直訳:電子商取引戦略家)としているけれど、元は経理事務さえ大丈夫なのかという、電話番さえ危うい天然ボケ掛かった姉ちゃん。

また詳しく書くけれど、薬箱というかpillcase.comのSEOブログは私が書こうとしていたもので、それを乗っ取られた。SEOは金勘定より面白そうだからやりたいという理由。じゃあやってみりゃいい、駄目なら消して私がやり直せば良いだけ。

ここに戦略が有る

何を馬鹿なと思った人間は私と同じサラリーマンの悪い部分の思考。失敗したらリセットボタンをいつでも押せるから、やらない理由が無い。成功すれば良いけれど、どういう方向で成功するのか私にはさっぱり分からない。今でこそSEO業界では著名なブロガーに評価され、twitterで交流有り、本来の隠れた力を発揮しているけれど、そんなもん、馬鹿姉ちゃんだと思っていた私には想像さえ出来なかった。

これが戦略

私の判断は若い頃なら『ばかたれ、アンタがやっても無駄だ』と一蹴していただろうけれど、実行してリスクが無いならやった方が良いと思い『やってみろ』と言うしか無く。

実際にやれば何が、上手い事をやりやがる。脳有る鷹とは今でも思っていないけれど(失礼)、算数どころか国語さえ出来ない人間がマーケティングというふらついた要素にまみれた商売を進める。この時、私が彼女に言った事は7つ、ともうひとつ『Googleが何をしているか一緒によーく見よう』

GoogleどころかYahooさえ何をしたいのか解らない人間に、SEOとかいうレベル無し。私らの放置二人三脚を真似ようとしても、私と藤井氏を100%コピーするか超えなければならず無理。

という戦略。

うやむやにしたようだけれど、二階堂が旨過ぎた。

人間はどう進化しようとアナログなのだから、デジタルコピー(100%)有り得ず必ず劣化する。だからこそ欠けた部分にオリジナルの要素が必要で、真似るより始めから発想した方が近道やも知れずという事。

発想が無ければ、とりあえずパクってみるかという発想は正解。ただ、そこからどう方針(戦略)を見出してオリジナルにする事を発想しなければ、いつまで経っても劣化コピーでしかなく、いずれは優良な劣化コピーに負けてしまう。

コピーは良い。とにかく真似をすることが始まり。

真似は大歓迎。そこからオリジナルへ繋げて成功した時、私はそれを更に真似て練り上げるという戦略に取り掛かる。

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